【四十九日】献杯での挨拶例を紹介

献杯 法事

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四十九日の乾杯をする際の挨拶では何を話せば良いのでしょうか。また、誰に頼めばいいのでしょうか。ここでは、四十九日法要での献杯の挨拶について、例文等を踏まえながら紹介していきます。

献杯とは

四十九日法要で故人の事を悼み杯を捧げる場合は、乾杯ではなく献杯(けんぱい)と言います。また、その際会食ではなくお斎(おとき)と言います。

献杯の意味

献杯は相手に対して敬意を表して盃を差し出す事です。法事法要といった弔事では故人に対して敬意を表し、死を悼んで杯を差し出して献杯を行ないます。

乾杯との違い

献杯を行なう場合は、乾杯の時とほぼ変わりません。しかし、力強く行なう乾杯の号令に対し、献杯は静かに号令して合掌または黙祷をします。

献杯での注意点

乾杯とは異なり、杯を高くかかげたり、他の出席者と杯を鳴らすといった行為やお酒を飲み干した後に拍手を送るといったものは必要ありません。献杯は全ての弔事で行なわれるということではなく、地域や宗派によっては行なわない場合もあります。
また、最近の傾向ではアルコールではなくお茶や水・ノンアルコール飲料で献杯をする場合もあります。

誰が献杯をするのか

誰が献杯をしなくてはいけないといった決まりは特にありませんが、一般的には、親族の代表者や故人のご兄弟、ご姉妹などが献杯の音頭をとります。また、故人が生前親しかった友人や、会社の上司などに頼んで献杯をすることもあります。
上記のような該当者がいない場合は、喪主が行うことが多いです。

献杯のタイミング

献杯は法要のあとの会食前に行います。献杯をすることが食事に箸を付ける合図となります。

挨拶は手短にすること

献杯は故人様を偲ぶ儀式と同時に、食事開始の合図です。1分から2分程度を目安に手短に済ませましょう。簡単に参列者への感謝、故人様との思い出とお悔やみの言葉で締めるのが一般的です。
また挨拶するうえでは、忌み言葉は禁句となります。くれぐれも・再びなどの重ね言葉を含め、口にしてはいけません。

1分程度の挨拶ですので、挨拶をする場合は事前に文章を決めて暗記しておくのが良いでしょう。

献杯の作法

参列者の方にはご尊前に向かい、グラスを持っていただくよう声をかけます。その後「それではご唱和をお願いします。献杯」と号令してお礼を述べます。

献杯の挨拶例

献杯の挨拶例について、3つの例を紹介します。故人との関係性に応じて、参考にしてみてください。

喪主の献杯挨拶例

本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございました。故人も安心してくれていることかと思います。
この席では、父が好きだった酒を味わいながら、思い出話を伺えればと思っております。

それでは、まずは献杯させていただきます。献杯。

親族の献杯挨拶例

故人の兄の○○でございます。本日はお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。
おかげ様で葬儀も滞りなく済ませることができ、父も安心していることと思います。
これからお酒を酌み交わし、父の思い出を語っていただければと思います。

それでは、ご唱和をよろしくお願いいたします。献杯。

友人の献杯挨拶例

故人様の友人の○○です。○○(喪主)様よりご指名を賜り献杯の挨拶をさせていただきます。故人とは学生時代からの付き合いで、卒業後も友好を深めて参りました。このたびは突然のことで、本当に残念でなりません。○○、どうぞ安らかにお眠りください。献杯。

まとめ

挨拶は一例ではありますが、これが正解というものはありません。お越しして頂いた皆さんへの感謝をお伝えし、ゆっくり過ごしてもらえるようにお伝えすることができれば問題ありません。また、身内だけでのあいさつの場合は簡単に済ませる方が多いですが、感謝の気持ちをしっかりと表すようにしましょう。