【生前整理・遺品整理】基礎知識・方法・メリット

生前整理

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60年、70年と長く生きていると、自分の持ち物や財産について、正確に把握することが難しくなってきます。

本記事では、財産を整理する「生前整理」や、故人の財産の行き先を決める「遺品整理」に加え、これらを業者に委託する場合の料金などについて解説していきます。

生前整理とは

生前整理とは、生きているうちに、自分の身の回りのものを整理しておくことです。

生前整理のメリット

生前整理をしておくことで、自分の死後、残された家族が遺品整理をする際の苦労を減らすことができます

所有する財産によっては、生きているうちに生前贈与をしておくことで、亡くなった後にかかる相続税を大幅に減らせる可能性もあります。自分の持ち物を把握することで、相続税対策を効果的に行うことができるでしょう。

また、生前贈与は、必ずしも遺族のためだけに行うものではありません。人は長い人生の中でたくさんの物を所有していきますが、その中には持て余している物や、持っていること自体を忘れてしまっている物も、きっとあることでしょう。機会を設けてそれらものを整理し、譲れるものは譲り、余分なものは処分することで、その後の人生を豊かに過ごすことができるようになります。これも生前整理の大きなメリットです。

生前整理のやり方

生前整理の際には、まず自分の持っている財産を把握し、目録を作りましょう。預金通帳や土地の権利書、家財道具、骨董品、貴金属など、財産的価値のあるものを記載していきます。この際、場所も併せて記入しておくと、あとで探す手間が省けてスムーズです。

目録の作成が済んだら、長年使っていないものを処分します。5年以上着ていない衣類や、もう使う予定のないゴルフ用品など、思い切りよく手放していきましょう。リサイクルショップなどで買い取ってもらえるものもあるかと想いますが、そうでないものは自治体のルールに則って処分しましょう。

遺品整理とは

遺品整理とは、人の死後、遺族が故人の持ち物から遺産相続の対象となるものを除き、その処遇を決めていくことです。

遺産相続と違い、時期に期限はないため、余裕が出てきた時期に行うと良いでしょう。四十九日を目安に始めるケースも多いです。故人との思い出に触れる作業になることも多いでしょう。

注意するケースは、故人が賃貸に住んでいた場合。その部屋は死後すみやかに明け渡す必要があるため、遺品整理をすぐに始めない場合は、遺族の家やトランクルームなど別の場所に、一旦遺品を移す必要があります。

生前整理・遺品整理の料金

ここまで生前整理・遺品整理について説明してきましたが、長く生きていれば、持ち物が多すぎて何を持っているのか把握しきれない、何から手をつけて良いのかが分からないということも少なくありません。また体調面から、生前整理・遺品整理を自分で行うことが難しいこともあるでしょう。

そんな時のために、生前整理・遺品整理を代行してくれるサービスもあります。

生前整理・遺品整理の料金

生前整理・遺品整理を代行してもらう場合の料金は、業者や地域によってまちまちですが、基本的には部屋の広さに応じて決まります。

・生前整理・遺品整理の料金相場

1K 3万5000円~
1DK 6万円~
1LDK 8万円~
2DK 12万円~
2LDK 15万円~
3DK 18万円~
3LDK 20万円~
4DK 23万円~
4LDK 26万円~

まとめ

・生前整理

  • 生前整理とは、生きているうちに身の回りのことを整理しておくこと
  • 目録を作り、財産の内訳と在り処を記入しておく
  • 長く使っていない物、今後使う予定のないものは捨てる

・遺品整理

  • 遺品整理とは、個人の財産のうち、相続財産以外の処遇を決めること
  • 遺産相続と違い、期限の定めはない

・生前整理・遺産整理の代行

  • 生前整理・遺産整理は業者に代行してもらうことが可能
  • 料金は部屋の広さによって決まるのが基本